もしもあなたが家に引きこもって、誰とも話さず寂しくて、寂しくてうつ病になってしまったら・・・

もしもあななが、夫の転勤で引っ越しを余儀なくされた、結婚して遠方に嫁いだ、仕事や学校が嫌で家に引き籠っているとします。

家から外に出ない状態が長く続いた場合、始めのうちは問題なくても、人によっては8ヶ月過ぎた頃に急に精神的に辛くなったり、鬱っぽい症状が現れることがあります。

実際に私も軽度のうつ状態になりました。夫の転勤で、以前勤めいてた会社を辞め、実家から遠く離れた場所へ引っ越しました。

初めのうちは、知り合いもいないし気楽だなって思いました。

自宅で出来る仕事をしてみたものの、稼げない日々が続き不安が募るばかりです。

他の悩みと重なって、ある日突然、何もする気が起きなくなりました。思考停止状態というか、「あっ私、鬱かも」って思いました。

うつ病っぽいかもと思ったこと

普段の私は、常に新しい何か、趣味のことだったりを見つけたり、活動するのが好きだったのですが、こんな状態↓になりました。 

・ 何も興味が湧かない

・ 毎日していたことが出来なくなる

・ 夕飯に何を作ったら良いか思い浮かなない

・ 人と会いたくない
 
・ 何をするにも面倒くさい

・ 疲れやすい

・ 自分は生きてる価値がない

もしもあなたが専業主婦で、普段の生活に目標もないし、目標があったとしても報酬が得られなかったり、誰からも評価されなかったりすると辛いですよね。

うつ病の原因って一体何?

ちょっと、ここから難しい話になってしまいますが、
うつ病というのは、ストレスが一番の原因であるこは誰でも分かります。

うつ病の原因は、3種の神経伝達物質との関係性が挙げられています。

セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン

この3種は、健康な時に脳内でバランスを保って分泌されていて、脳や体の機能を正常に働かせる役目があります。

これら3種には、それぞれ役割があります。

セロトニンは、心のバランスをとり、

ノルアドレナリンは、気分を高揚させる効果、

ドーパミンはやる気や意欲を起こさせてくれます。

うつ病は、セロトニンの不足する病気としてこれまで認識されていたのですが、
最近では、うつ病の1/3が抗うつ薬が効かないことがアメリカの研究で分かってきました。

脳科学的な研究でうつ病の原因は偏桃体にあることが分かった

2013年にNHKで放送された、「病の起源、うつ病」という番組で、鬱病の原因は偏桃体にあることを知りました。

偏桃体とは、あまり聞き慣れない言葉ですが、直径1センチの丸い形をした器官のことで、偏桃体は海馬と結びついています。

偏桃体と海馬が連動することで強い記憶が生まれるとされています。

偏桃体は、楽しい、好き、辛い、悲しい、不安などの感情を海馬に送っています。

恐怖の記憶が偏桃体と関わりがあって、恐怖や不安などを繰り返し思い出すと、偏桃体を激しく活動させるのです。

昨日の夕飯に何を食べたかなど、さほど重要でない記憶は忘れていくのに対して、過去の辛い体験においては、海馬が記憶しているのです。

NHKの「病の起源、うつ病」の放送によると、

うつ病患者は、健康な人と比べて脳が委縮しているそうです。

神経細胞に必要な栄養が減少すると、神経細胞が栄養不足となって、縮んでしまいます。

この委縮の原因は偏桃体にあり、うつ病患者さんは偏桃体の活動が強いため、不安や恐怖の症状が強くなっています。

脳の萎縮が意欲や行動の低下を招きます。

強い不安、恐怖など、長期的に偏桃体が刺激されることで、

大量にストレスホルモンが全身に分泌されることが、最近の研究で明らかにされています。

人との繋がりと田舎暮らしがストレスを減らす

番組の中で、狩猟採集を続けるアフリカの部族ハッザは、うつ病と無縁と紹介されていました。

アメリカ、日本とハッザであるアンケート調査を行ったところ、ハッザが一番幸福度が高い回答が得られました。

ハッザの暮らしは、皆平等です。

食べ物もみんなで分け合い、皆で助け合って暮らしています。

孤独とは無縁な生活をしています。


助け合いの習慣がうつ病を防いでいます。

現代の競争社会がよりうつ病を発症しやすい状況を引き起こしていると考えられます。

ドイツでは、都会で暮らす方がうつ病になりやすく、田舎で暮らした方がストレスに対する偏桃体の活動が殆どないことが研究で分かっています。

田舎暮らしの人は、80%の人が隣近所と顔見知りで、人と人との繋がりが深く、

都会暮らしの人は、80%以上の人が隣近所のことを知らないというデータ結果が出ました。

こうして見ても、人との繋がりが大事であることが分かります。

うつ病の改善方法として挙げられていたのが、私達祖先がかつて行っていたことを、現代に取り入れることです。

・定期的な運動をする・・・ 委縮した脳の神経細胞を再生する働きがある

・生活習慣を改善する・・・ 昼間は太陽の光を浴びる。夜はしっかり眠る。

・規則正しい生活をする・・・ ストレスホルモンの分泌を正常に戻す

・食事の見直しをする

最後に

結局のところ、昔からよく言われている基本的なことに辿り着くわけです。

人は過去をくよくよ振り返ったり、未来を心配したりします。恐怖や不安な気持ちが長く続く程、脳は記憶してしまうので、深刻な程に悩まないようにすることです。

一番大事なのは、人との繋がりでした。

現実的には、難しい問題も沢山抱えていますが、それが一番早くうつ病を治す近道だと言えそうです。抗うつ薬を投与する必要はないのです。

もしもうつ病が酷くなってしまったら、人と関わることが出来るレベルに引き上げる為に、生活習慣の見直しをしましょう。

ちょっとした切っかけで意識に変化が起こり、これまでとは違う毎日を過ごすことが出来るかも知れませんね。

重度のうつ症状の場合は、病院で医師から適切な治療を受けることをおススメします。

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