不朽の名作として人気のある童話、「星の王子さま」は大人になってから読みたい1冊です。

「いちばん大切なことは、目に見えない。」

「星の王子さま」のいくつかある名言の一つです。

「星の王子さま」は、人間の本質とは何かを考えさせてくれる一冊です。

この本はついに映画化となり、「リトルプリンス星の王子さまと私」が2015年11月21日に全国で公開されました。

ちょうど世間で話題を集めていた時期と重なって、この本が無性に読みたくなり書店でこの本を手に入れました。

「星の王子さま」は1943年にニューヨークで出版されて以来、世界150ヵ国以上で翻訳され、1億5千万冊の総売り上げ部数を超える超ロングベストセラー作品として今でも愛されて続けています。

日本語版で最初に出版されたのは、内藤 濯氏翻訳の「星の王子さま」(オリジナル版)でした。

現在では、沢山の方が翻訳しています。

昔翻訳された「星の王子さま」は、言い回しが難しくて、表現が古くて馴染めないという声を耳にします。

現代版として読みやすいのは、河野万里子訳のものです。

私が書店で手にして初めて購入したのも河野万里子さん訳のものでした。

子供向けに書かれているので、優しい言葉で書いてあって分かりやすくスラスラ読めました。

これから購入するなら、新潮文庫の「星の王子さま」サン=テグジュベリ著書/河野万里子訳がおススメです。

イラストは著者自身が描いた米オリジナル版そのままの絵が載せられていて可愛らしいです。

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星の王子さまは名言の宝庫

「星の王子さま」の書の中には数々の名言があります。

言わば大人の哲学書のような本です。

この本は、読む人によって感じ方や捉え方が違います。

解釈は人それぞれで答えは一つではないということです。

星の王子さまを一読してみて私にとって目新しいことは正直ありませんでした。

年を取ったからかも知れません。。。

人生の中で色んな事を経験していくうちに、自分で気づくことがいくつかあります。

大事なことに気付くまでに時間は掛かったけど、それでもまだ新しい何か自分の発見できていなかったことがあるのではないかという気持ちで読みました。

普段忙しくて自分のことを考える余裕がなかったりする人が読むと、ほんの少し気持ちがほっこりすると思います。

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それでは、ストーリーの中へどうぞ・・・

王子さまの住んでいる星に咲いているバラは、この世に1輪しか咲いていないと話していました。だから、王子さまは1輪のバラを大切に大切に育てていました。

でも、王子さまが地球に来たら、バラは五千とあることを知りました。

きみたちのためには死ねない。もちろんぼくのバラだって、通りすがりの人が見れば、きみたちと同じだと思うだろう。でも、あのバラだけ、きみたちぜんぶよりも大切だ。

大切にする心には愛があります。目に見えない絆があります。この世では、ありふれたモノであっても、自分にとっては唯一無二の存在ってあります。

ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばん大切なことは目に見えない

人間たちはもう時間がなくなりすぎて、ほんとうには、なにも知ることができないでいる。なにもかも出来上がった品を、店で買う。でも、友達を売ってる店なんてないから、人間たちにはもう友達がいない

たとえもうじき死ぬとしても、友達がいたというのは、すてきなことだね

人間たちって特急列車に乗ってるのに、なにをさがしてるのかもうわからないんだね

毎日、同じ時間に同じ場所を私達は通勤通学で忙しく動き回っています。何のためにしているのか時々分からなくなります。

きみが来るのが行きあたりばったりだと、何時に心の準備を始めればいいのか、ちっともわからない・・・ならわしって、大事なんだ

きみが星空を見あげると、そのどれかひとつにぼくが住んでるから、そのどれかひとつでぼくが笑ってるから、きみには星という星が、ぜんぶ笑ってるみたいになるっていうこと。きにみは、笑う星々をあげるんだ!

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人間の本質って何・・・

人は同じモノを見ていても、人によって考える事や捉え方が違います。

自分勝手に解釈して腹を立てたり、傷ついたり、憐れんだり、楽しんだりします。

でも、自分が考えてることをみんなが同じ様には考えていないんです。

今まで見えていた物事も状況が変化すれば笑顔になれたり、悲しくなったり感情は時として移り変わります。

その間、本質は何も変わっていないことに、人はなかなか気づきません。

例えば、自分に逃避癖があるとします。

海外に行けば幸せになれるとか、今住んでる場所が悪いから成功できない、成功すれば幸せになれると思っているとします。

でも、実際に海外に行っても、住む場所を移しても、目標を達成しても、満足もしないし、それどころか自分自身何も変っていないことに気づきます。

結局、幸せを追い続けても、足るを知ることがなかったら一生幸せになることはありません。

世の中は本当は愛で溢れているのに、争いばかりしていますね。

家族がいて、健康に暮らしていけるだけで幸せだなって思えるシンプルな生き方って良くないですか?