2015年12月9日放送のNHKためしてガッテンで、ある食べ物を使えば、ノロウイルスを99%完全撃退することができると紹介していました。

そのある食べ物とは一体なんでしょうか?

ノロウイルスを家庭で防ぐ研究が行われているのですが、家庭でもノロウイルスを99.9%以上消毒できる、すごい技術が発見されました。

そんな凄い技術を発見したのは、広島大学大学院 生物圏科学研究科の島本正(ただし)教授です。

島本整教授は、人体に安全なモノを使って消毒できないか片っ端しから試しました。

そしてついに実験の結果見つけた素材とは、、、

はい、それは渋柿です!!

柿に含まれるタンニンという成分がウイルスのたんぱく質に作用して、がっちり固めて感染できないようにします。

ノロウイルス同士が固まって塊になって、コンクリート詰めにされている様子が観察できました。

渋柿を使った消毒液の作り方

渋柿は完熟していない青いものがオススメ

1. 沸騰しているお湯に5分煮ます。

2. 冷まして皮ごとすりおろします。(種は取り除く)

3. すりおろした渋柿を目の細かい布で絞ってこします。

4.   渋柿の汁1個分ができます。それに対して薬局で売っている消毒用アルコールを1:2で混ぜます。

5. スプレーの容器に入れて、まな板に吹きかけたり手にかけて消毒します。

でも、渋柿ってどこで見つけたら良いのでしょうか?

普段食べている柿なら、スーパーなどで購入できますが、渋柿って手に入れるのが難しいですよね。

そういう場合でも大丈夫。

柿渋(無臭)は、ホームセンターや塗料店、手芸店などで売られています。

これは食用ではないので口には入れないところに使って下さい。

そして必ず無臭のモノを選んでください。臭いのするものはもの凄く臭います。

消毒用アルコールで10倍に薄めてスプレー容器に入れます。

先程と同じように殺菌したい調理器具などに吹きかけます。

自分で作るのが面倒だし、渋柿の消毒液って売っていないのかしら?

と、きっと誰しも思っていると思いますが、業務用ならすでに販売されているそうです。

家庭用はまだ販売されていないのだとか。早く家庭でも使いたいですよね。

ノロウイルス対策

ノロウイルス対策では3つの予防が効果的です。

1. 手洗い(15秒以上)←一番大事
2. トイレの消毒/使い方
3. マスクは効果絶大

手洗い(15秒以上)

食事の前に必ず流水による手洗いを15秒以上行うことです。

トイレの消毒・使い方 

便座、ドアノブ、レバーにはウイルスが付着しています。

トイレ内の手で触る場所は全て十分な消毒を行うこと。

トイレの消毒は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系消毒剤)が最も効果的です。

便器のフタを空けっ放しにしていると、目に見えない細かいしぶきが飛び散っています。

流した後、最大90分間もしぶきが漂うので、ふたをしてから流しましょう

マスクは効果絶大

おう吐すると細かい粒子が空気に浮いていて口から吸いこんでしまいます。

トイレの清掃をする時もトイレの中にウイルスが浮いていて吸い込んでしまいます。

トイレの温風乾燥機は、ノロウイルスが付着していると、空気中に舞う恐れがあります。

不十分な手洗いで温風乾燥器を使うと、ウイルスをまき散らす可能性があります。

感染を減らす食品 最新研究

食生活でノロウイルスを予防できます。

牛乳、チーズなどの乳製品(※低温殺菌牛乳・ナチュラルチーズなど)

乳製品の中には、ラクトフェリンという特殊なたんぱく質が含まれています。

ラクトフェリンは腸に入るとバリアのようにノロウイルスの侵入を防いでくれます。

ある研究によると毎日乳製品を取ったグループでは、ノロウイルスの感染率が激減しましあ。

乳製品なしグループ 15.6% 
乳製品を毎日摂取(ラクトフェリン入り)4.3%

最後に

ノロウイルスの予防接種や薬は今のところありません。

ノロウイルスに感染する前に、予防できることは自分でしっかりやることが肝心だなと改めて思います。

トイレの後や食事の前、料理する前などの手洗い、マスクで予防することくらいなら普段の心がけで出来そうですね。

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