2月8日放送のNHKあさイチのミニ企画で「マイナス金利」についての特集をしていました。

マイナス金利は私達が生活する上で得なのか?損なのか?

気になるテーマですが、

結論から言うと、得するケースと損するケースがあるということなので、一つ一つ見ていきたいと思います。

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マイナス金利とは

そもそも、日銀が導入を決めた「マイナス金利」とは、一体どういうもの?

民間の銀行は日銀の当座預金にお金を預けると、これまで金利が0.1%だったのに対して、これからは一定の金額を預けると金利が-0.1%になるということです。

銀行は、日銀に預ければ、預ける程マイナスになってしまうので、企業や個人に貸して利息を取った方が良いことになります。

すると、世の中にお金が出回るので、景気が良くなってデフレから脱却出来る。

即ち、インフレになるのではないかと日銀は考えています。

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住宅ローンを組みたい人は得なの損なの?

マイナス金利で住宅ローンは下がるだろうと予想されます。

借りる側にとっては得ですが、大きな目で見ると良い面ばかりではりません。

マイナス金利を導入したヨーロッパの一部の国では、住宅バブルになって住宅の値段が上がってしまいました。

建物の販売戸数に対して、住宅を買いたいと思う人(需要)が殺到すれば、需要と供給のバランスが崩れて、住宅の価値が高くなります。

これから日本でも起きる可能性があると考えられます。

それから、住宅ローンを低金利で借りることが出来るなら、今が借り時なのでは?と思いますが、

銀行の人に「金利が安いから今が借り時ですよ」と勧められたとしても、

多額の借金を変動金利で借りると、長期的に見て金利が上がった時に困ってしまいます。

十分に返済出来るお金を持っていれば良いのですが、そうでない場合は良く検討する必要があります。

結局、考え方としては、

良い物件が見つかった時に借りること、身の丈にあった借り方をすることが一番大切です。

年収に対していくらまでだったら、月々の返済が可能か?

などそういったことを自分で勉強する必要があります。

関連記事
年収400万円の住宅ローン無理のない返済負担率と月々の支払について

既に住宅ローンを借りている人は、借り換えた方が良いの?

今の金利と借りようとしている金利の差額を比較する必要があります。

借金の残高がどのくらいの期間残っているのか、それによって諸費用も変わってきます。

借り換えに掛かる費用とは、銀行に払う保証料、司法書士報酬、登録免許税、元の銀行に払う手数料、新しい銀行に払う手数料などがあります。

費用を全部合計すると何十万円となる場合もあります。

将来的に金利が上がる可能性もあって、ヨーロッパではすでに上がっていますから、よく検討する必要があります。

固定金利と変動金利どっちを選ぶのが得?

変動金利で借りて金利が低金利のまま続けば変動を選んでも良いのですが、5年後、10年後にいつ金利が上昇するか分かりません。

金利が上昇した時に返済できるだけの預貯金があれば問題ないのですが、そうでない場合は困ってしまいます。

専門家の意見では、始めから返済額を決めて安心したい人は、低金利のうちに固定金利で借りておくのも良いとのことでした。

 

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生命保険に入りたい人は得なの損なの?

生命保険に入りたい人にとっては、損するかも知れません。

番組内で説明していたことは、

運用利回りの利率が下がると、保険会社の運用実績が下がるということです。

掛け捨てより預貯金制の高いものが保険料が上がる可能性があるとのことでした。

特に一次払いの退職金を一括で払って保険会社が運用するようなタイプで、

死亡保険や年金保険、学資保険などは、比較的早く保険料が上がる可能性があります。

月払いで払い込むタイプも後々保険料が上がる可能性があります。

年金暮らし預金1000万円の人は得なの損なの?

こちらも損しそうです。

今では、銀行の定期預金の金利が下がり始めて、普通預金と変わらない位に利率が下がってきています。

今後は、ATM手数料や送金、振込の手数料が上がったり、口座維持手数料がかかるようになる可能性があります。

また、年金受給開始時期が遅くなる可能性もあります。

ちなみに、投資信託など金融機関が熱心に勧めてくる商品は、金融機関にとって手数料の利益が高いから勧めている場合も考えられます。

最後に

やはり、人に勧めれるがままに決めてしまうのではなく、自分で勉強して十分な知識を持っておく必要があります。

人任せでは駄目ということですね。

住宅も低金利だから焦って買うのではなく、買いたい時が、買い時なら買うべきであると考えるようにした方が良いでしょう。

また、マイナス金利の影響で金庫が売れているようですが、預貯金がマイナスになるわけではありません。

定期預金や普通預金の金利は下がっていますが、預けているお金が減るわけではありませんので、自宅に保管するのは安全性の面で心配です。

世知辛い世の中ですが、お金は銀行に預けておいた方が無難に良さそうですね。