2月16日放送のNHKあさイチ、スゴ技Qで「巻くオムライス」について紹介していました。
埼玉県大宮で洋食店「紅亭」を経営している、美しいオムライスを作る達人の河邉龍美さん。
今、テレビや口コミで注目され話題になっている「ドレス・ド・オムライス」を作る達人です。
河邉さんの料理は味付けだけでなく、盛り付けにもこだわった料理ばかりです。
それもそのはず河邉さんは、昔画家を目指して美大受験に失敗し、実家の洋食屋を継いだそうです。もともと芸術的センスを持っている方です。
「ドレス・ド・オムライス」は美しい少女が舞台の上で回転しながら踊る姿をイメージして創られたそうです。
胴体がトマトで、スナップえんどうが高く上げた少女の右腕です。
スポットライトを浴びてできた影をドミグラスソースで表現しています。
そんな河邉さんのお店「紅亭」は、ランチ時には100人以上来店するお店です。
そのお店を平成27年5月に閉めて、現在(H28.2)移転準備中だそうです。
ドレス・ド・オムライスの作り方
【材料1人分】
<卵>
・卵・・・4個
・塩・・・少々
・うまみ調味料・・・少々
・サラダ油・・・小さじ3
・バター・・・10グラム
<チキンライス>
・鶏もも肉(皮をとる)・・・50グラム
・たまねぎ・・・40グラム
・たけのこ・・・20グラム
・白米・・・180グラム
・塩・・・少々
・こしょう・・・少々
・うまみ調味料・・・少々
・サラダ油・・・小さじ1
・バター・・・適量
・ケチャップ・・・大さじ3
<飾りつけ>
・トマト・・・4分の1個
・スナップえんどう・・・1個
チキンライス作り方
1、卵を薄めに味つけするため、チキンライスはケチャップを1~2割多く入れて濃いめの味にします。
2、卵の土台となるチキンライスは、卵のヒダを美しく魅せるために高めに盛りつけするのがポイント。
キレイに巻く卵の作り方
1、ボウルに卵を4つ割り入れて、塩とうまみ調味料で薄く味つけし、卵を空気が入らないように菜箸を直線的に往復させて混ぜます。
グルグル掻き混ぜてはダメです。卵白が見えなくなるまで溶きます。
※ 空気が入ると巻くときに卵にコシがなくなり切れやすくなります。
2、フッ素樹脂加工のフライパンに多めのサラダ油を入れ、バターを加え完全に溶けて液体になるまで温めます。
3、フライパンに卵を一気に流し入れ、太めの菜箸を使って卵を巻いていきます。
※ 太めの菜箸を使う理由は、ある程度太さがないとうまくドレープができないからです。
4、流し入れた卵に菜箸を入れて、フライパンを時計回りに菜箸を反時計周りに同時に回します。
※ フライパンを時計回りに菜箸を反時計周りに同時に巻くことで、細かいヒダを作ります。
5、ここから更に、菜箸を持ち直しながらフライパンの柄を元の位置に戻し、もう一度巻きます。
6、最後にフライパンの柄と菜箸を再び元の位置に戻したら、フライパンを持ち上げて卵を端に寄せ、菜箸を持ち換えながら半回転させひだを整えます。
7、土台のチキンライスを覆うように卵を滑らせてのせます。
8、トマト、スナップえんどうを飾りつけして、デミグラスソースをオムライスの周りにかけて完成です。
卵が4個で多いと思う方は2個でも出来ますが、ヒダの数が少なくなってしまいます。
卵を減らしてもごはんの量は減らし過ぎない方が良いです。高さがないと卵のヒダがキレイに見えません。
太い菜箸を持っていない人は、箸の上部分で代用できます。
チキンライスの上に卵を乗せる時はためらわず思いっきりよく乗せると上手くできます。
健康な人なら卵の数を制限する必要はないそうです。
フライパンの大きさ
卵4個の時のフライパンの大きさは、直径26~27cmのフライパン使用します。
卵2個の時は、直径20cmのフライパンを使うと作りやすいです。
ぜひ、みなさんも挑戦してみて下さい。