2月8日放送のあさイチで、座り過ぎで病を引き起こすという特集をしていました。
あなたは一日何時間座っていますか?
日本人が一日座っている平均時間は、8~9時間と言われています。
これは、寝ている時間は除いて日常生活の間で1日座っている時間のことを指します。
便利な世の中になったので、家事をする時は洗濯、食器洗いなど全て自動で出来ますし、外出する時も車で移動するので特に座る時間が長くなっていますね。
昔と比べると座っている時間は約1.5倍に増えています。
でも、この座り過ぎが原因で病気のリスクが高まるということが、オーストラリアで行なわれた調査結果で明らかになりました。
座り過ぎは、糖尿病、心臓病、乳がん、結腸がんなどのリスクを高めてしまいます。
1日11時間以上座っている人は、4時間未満の人と比べて、死亡リスクが1.4倍も高いそうです。
さらには、
オーストラリアの小学校では立って勉強できる机を取り入れたりしています。
日本の企業でも健康の為に立って仕事が出来るデスクを導入している会社もあります。
普段からウォーキングや運動をしているから私は大丈夫と思いがちですが、
どんなに運動をしていても、長時間座っていれば将来生活習慣病が起きるリスクが高いのです。
運動もするが座って過ごす時間も長い人のことを「アクティブ カウチポテト」と呼ぶそうですよ。
家で今すぐ出来る予防法
2~30分座り続けたら、2~3分立ち上がるようにして、こまめに立つことが大事です。
まとまった時間を歩くより、細かく分けて歩いた方が中性脂肪の下がり率がUPします。
ただ立つだけではなく、ちょっと体を動かすと効果があります。
家事をする時に、軽くひざを曲げ伸ばしたり、足踏みや、テレビを見ながら屈伸など、無理せず軽めの運動で大丈夫です。
下の表は、消費エネルギー量を数値で表したもの(METS)です。
私達が日常生活でやるべきことは、数値が1.5~3.0の「低強度」の活動を意識的に取り入れるようにすることです。
3.0以上の行動が出来る人なら、健康の為にぜひ取り入れるべきですが、普段からやっていない人にとっては、ハードルが高いです。
大切なことは、普段一日8時間座っているところを、少しでも座る時間を減らすために、無理せず出来そうなことからやっていくことです。
逆に、長時間立ちっぱなしも足がむくんだり、腰が痛くなったり健康の問題が出てきます。
立ったり、座ったりする動きを日常に取り入れて、太ももやふくらはぎを使うことが大事です。
座りながら運動する
座ったまま運動するには、ふくらはぎに力を入れてかかとを上げるだけで、全身の血行がUPします。
座る + かかと上げ × 10回
これを行うと、血流速度も座っている時に比べて4倍も早くなります。
つま先に軽く荷重をかけてゆっくり大きく動かすことがポイントです。
※注意 筋肉を傷めている場合、足がつる場合はしないでください。
太ももの筋肉を鍛える
本来は、体の中で一番大きな筋肉である、太ももの筋肉を使うことが重要です。
座ったままできるやり方です。
片足を上げてつま先を垂直に立てた状態で5秒間キープします。5秒経ったら足を下ろします。
足を上げている時に太ももを触ってみると、太ももに力が入って硬くなっているのが分かります。
この動作を日常座っている時に少し取り入れるだけでも座り過ぎの改善になります。
最後に
我が家は引っ越しをして車を手放しました。その為、以前と比べると歩く機会が増えました。
普段スーパーなどの買い物や外出時は歩いています。
また、犬の散歩に一日2回外を散歩しています。
それでも、家の中に居る時は、こうしてブログを書いたりしているので座っている時間は長いです。
座りながら簡単に出来る軽めの運動を取り入れたいと思います。