転勤族が家を買いたい場合、いつどのタイミングで家を買えば良いのか悩むところです。
転勤族と言っても、2~3年の短いスパンで転勤する人達もいれば、総合職でいつかは転勤があるかも知れないけど、それが2年先なのか5年先なのか全く検討が付かない人達もいます。
もしも確実に短いスパンで転勤があると分かっているなら、私なら家を買いません。
但し、お子さんがいる場合なら考えます。大抵の場合、子供が小学校に上がるタイミングで家を買う人が多いと思います。
子供に毎回転校させるのは可哀そうですよね。
人生の節目節目で買うのがタイミング的に良いと思います。
もしも家を購入した後に転勤の辞令が出てしまったら、夫には悪いけど単身赴任して貰うという選択になるでしょう。
「夫に単身赴任して貰う程、うちは家計に余裕がない」もしくは、「いつでもどこでも家族全員一緒じゃなきゃ嫌~」それとも、「うちは夫婦二人だけの生活で子供はいないわ~」という家庭なら、
購入した家は人に貸すか売りに出すかのどちらかの選択になります。
ということは、
裏を返せば、夫に転勤の可能性がある人は、
将来的に家を人に貸しやすい家、売りに出した時にすぐに売れそうな家を最初から視野に入れて置かなければいけないということです。
結論から言えば、人に貸しやすい、売りやすい家は、駅から近い物件であることが考えられます。
出来れば駅から徒歩5分以内にある物件が良いです。
その場合、マンションと戸建どちらでも良いですが、貸しやすいのはマンションの方です。
でも、自分達が長く住む可能性があるならマンションにこだわらず戸建でも良いと思います。
駅から徒歩5分以内なら需要があるので戸建でもすぐに売れる可能性が高いです。
駅から徒歩5分以内と言えば、価格もそれなりにしますけど、中古であれば購入出来ないこともないです。
私が考えているのは、駅から徒歩圏内で中古の戸建ですが、出来れば内装はリフォームしたいと思っています。
家購入で諦めなけらばいけないこと
夢のマイホーム、素敵な家に住むことに昔から憧れていました。
住宅雑誌やインテリア雑誌が好きで良く眺めては自分だったらこうしたい、ああしたいと想像を膨らませていたのですが、
転勤や予算的なことも含め、色んな条件を付けると、色々とあきらめなければいけないことが沢山出てきます。
これも全て潤沢な資金があれば何の問題もないのでしょうが、理想と現実のギャップが辛いです。
本当は新築で注文住宅を建てるのが夢でしたけど、駅近にこだわるなら新築をあきらめました。
中古なら内装と外観もまるごとリフォームしたいと思いましたが、これも予算的にあきらめました。
外観が無理ならせめて内装だけでも全てリフォームしたいと思いましたが、これも出来そうにないです。
せめて水回りだけは何とかしたい・・・
こうやってあきらめていくうちに、家というのはただ住む為の場所でしかないように思えてきます。
特にマイホームに強い憧れとこだわりのある人にとっては辛い現実です。
老後の生活が困らないように将来を見据えた選択であり、貯蓄の為のマイホームでしかないです。
新しくなくてもまだ住めるだけで十分であり、有難いではないかと思うわけです。
見方を変えれば悪い面ばかりではない
それでもまだ望みを捨てたわけではありません。
中古物件を購入したとしても、最初は予算内で出来るところだけリフォームして我慢して住みます。
購入してから5年~10年の間に頑張って貯金をして、お金が貯まった段階で全てリフォームします。
こうすれば、今すぐ理想の家を買えなくても、今の家賃より安くて広いところに住めて、お金も貯めることが出来ます。
何となく夢と希望が湧きませんか?
それに最初からリフォームでお部屋を一新してしまうと、今度は転勤になった時に人に貸すのが惜しいですよ。
今は少子高齢化の時代だから、将来家余りの時代がやってきますし、マンションより戸建の方が需要がありそうな気がします。
個人的に元々マンションより戸建派ということもあってそう思うのですが、
戸建の場合、
築20年以上の建物であれば、建物の価値がなくなるにしても、土地の価値は残っているので資産的な面では良いです。
もちろん中古には建物的に問題点も沢山あります。
その見極めはプロでも建物を解体してみないと分からない程難しいので、素人では到底判断が付きませんが、現状の様子を見て判断するしかないです。
そんな訳で中古にもリスクはありますが、
話しを戻しますと、
・ 転勤があるかも知れない
・ 将来的な資産価値を残したい
・ 資金が足りない
・ 貯金をしたい
そんな人には、駅から徒歩5分以内の中古物件がおススメだと私は思います。