前回の記事、「ヒロミリフォーム、タイムマシーン3号関太の部屋を南仏プロヴァンス風にPart1」の続編です。
パレットでお洒落なソファを作る
物流倉庫でよく見かける荷物を載せて運ぶパレットを、家具に作り替えるのがリノベ女子の間でいま流行っています。
インターネットで1つ500円で購入可能です。
中古のパレット2枚用意して、2枚をジョイント金具で固定したら、パレット表面のささくれを電動やすりで削ります。
パレットの上に土台用のソファを2枚置きます。
テーブルと同じステイン(着色剤)を塗った細長い板材を用意して、板材をビスで固定していきます。
高さ1m近い巨大な木枠を作ります。
木枠を丸見えだったキッチン収納棚の目隠しにします。
木枠に蝶番とマグネットを取り付け、さらにスライド金具を取り付けたところで、扉が完成しました。
さらに、中に棚受けを作り、ネジで固定します。
その上に板を乗せると、ティッシュを置けるような収納スペースとして使えるようになります。
目隠し用の背もたれです。
マットがズレないように工夫する
座った時にマットがズレないように一工夫を施します。
ホームセンターに売っている巨大な「面ファスナー」の片側を、マットレスと板側に貼っていき、マットレスをパレットの上に乗せます。
ソファが出来上がりました。
さらにもう少しアレンジを加えて、飾り蝶番を取付ると、家具のアンティーク感がアップします。
扉部分に飾り蝶番を黒の太鼓秒で固定します。
雑貨店で売られているスタンプインクを使ってさらに装飾します。
98色のバリエーションで手帳にスタンプするのが女子中高生の間で流行っています。
スタンプインクのブロンズ色を蝶番や太鼓鋲に塗って、サビ感を出してアンティーク家具のように見せます。
上からコーティング剤をかけて置けば色移りする心配がありません。
飾り蝶番を取り付けたソファがこちらです。
キッチンの床をリフォームする
南プロヴァンスでは、素焼きのタイルを床に貼って、暖かみのある雰囲気を生み出していますので、キッチンの床には、テラコッタ柄クッションフロアを貼ります。
素焼きをプリントしたクッションフロアなら、敷くだけで手軽に質感を再現できます。
賃貸でも安心の貼って剥がせる両面テープを床に貼って、クッションフロアを固定していきます。
壁に沿ってカットするには、クッションフロア専用の「コーナーカッター」を使います。
壁の角に刃がピッタリ合うので、角に沿って滑らせるようにカットしていくだけで、初心者でも簡単に切れます。
コーナーカッターは直線距離でしか使えないので、部屋の角はカッターで手作業で切っていきます。
仕上がりはこんな感じ↓↓↓になりました。
床とフロアマットの境目に約3mmの段差ができていたので、「への字プレート」に両面テープを貼って、境目に貼り付け、段差をなくします。
「への字プレート」は、ホームセンターで200円で購入できます。
壁紙を南仏風にリフォームする
プロヴァンススタイルは、南仏の強い日差しに生えるイエローやオレンジの壁が特徴なので、壁紙は「イエローゴールド」をチョイスしました。
賃貸でも使える剥がせる糊を使って貼っていきます。
完成した様子をご覧下さい。
完成前
完成後
ここから更に、シンプルな壁に、もう少しアクセントを加えるために、ポリウレタン製のモール材(縁飾り)を取り付けます。インターネットで購入可能です。
モール材に両面テープを貼って壁に取り付けます。費用2,000円で華やかな印象になります。
完成した部屋の写真
完成前の部屋がこちらです。
完成後の部屋です。華やかになりました。
ソファの扉を開けると収納できるようになっています。
開いた扉はサイドテーブルとしても使えます。
これら全てのリフォーム総額は、11万4,000円だそうです!!