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引っ越しの準備を進めていて、ネット回線を後回しにしていませんか。電気やガスは当日か翌日には使えるようになりますが、ネット回線だけは「間に合わない」が起きます。
この記事では、引っ越しが決まってから回線が使えるようになるまでに何をすればいいかを、順番に整理しました。工事が間に合わないときの逃げ道もまとめています。
※記載内容は2026年8月時点の公開情報です。料金・キャンペーン・提供エリアは変更されるため、申し込み前に各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
なぜネット回線だけ「間に合わない」が起きるのか
理由は単純で、光回線は物理的な工事が必要になる場合があるからです。
- 電気…Webで手続き。立ち会い不要のことが多い
- ガス…開栓に立ち会いが必要。繁忙期は希望日が埋まりやすいので、日程を先に押さえる
- 水道…自治体の窓口。数日で完了
- 光回線…申し込みから開通まで2週間〜1か月以上かかることがある
さらに2〜4月の繁忙期は工事日程が取りにくくなります。この時期に引っ越す場合は、他のどの手続きよりも先に動いたほうが安全です。
引っ越しが決まったら、回線でまずやる3つのこと
1. 新居の建物がどの回線に対応しているか調べる
ここが最初です。料金を比べるのはその後になります。
マンションやアパートの場合、建物に何の回線が引き込まれているかで選択肢が決まります。安いプランを見つけても、その建物で使えなければ意味がありません。管理会社に聞くか、各社の提供エリア検索で住所を入れて確認します。
2. 「移転」と「解約して新規契約」の総額を比べる
今の回線を新居へ引き継ぐ(移転)か、いったん解約して新しく契約するかで、かかるお金が変わります。
| 移転 | 解約して新規契約 | |
|---|---|---|
| 手続き | 比較的かんたん | 解約と申込の両方が必要 |
| 費用 | 移転工事費がかかる場合がある | 工事費の残債・違約金が出ることがある |
| 特典 | 基本的になし | 新規向けのキャッシュバックが使える |
| 向いている人 | 今の回線に不満がない | 速度や料金を見直したい |
見落としやすいのが「工事費の残債」です。光回線の工事費は分割で月額に含まれていることが多く、解約するとその残りが一括請求されます。新規契約のキャッシュバックが大きくても、残債と違約金を足すと逆転することがあります。片方だけを見て決めないほうが安全です。
3. 工事日を先に押さえる
回線が決まったら、料金の細かい比較より先に工事日を確保します。工事は立ち会いが必要なことが多く、希望日が埋まると1〜2週間ずれます。
引っ越し時に選ばれやすい4つのタイプ
回線は「速さ」より先に、工事が要るか要らないかで大きく2つに分かれます。
| タイプ | 工事 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 光回線(独自サービス型) 例:GMOとくとくBB光 | 必要 | 光回線の中では手続きの窓口が一本化されている | 速度と安定性を優先したい |
| 光回線(プロバイダ選択型) 例:BIGLOBE光 | 必要 | 1ギガ/10ギガのプランが選べる | プランを自分で選びたい |
| 据置型のホームWi-Fi 例:とくとくBBホームWi-Fi | 不要 | コンセントに挿すだけ。届いた日から使える。ただしモバイル回線なので、光回線ほどの速度・安定性は見込みにくい | 工事が間に合わない/すぐ使いたい |
| 持ち運べるWiFi(WiMAX等) | 不要 | 外でも使える。引っ越し先が未定でも使える。速度・安定性は光回線に劣る | 在宅と外出の両方で使う |
「工事が間に合わないかもしれない」と思った時点で、工事不要の選択肢を候補に入れておくと、新居でネットが使えない期間を作らずに済みます。
ただし工事不要のタイプは、光回線の代わりに何でもこなせるわけではありません。モバイル回線を使うため、建物や地域の電波状況で速度が変わり、混雑する時間帯は遅くなることがあります。オンラインゲームや大容量のやり取りが多い場合は、光回線のほうが向いています。「工事が終わるまでのつなぎ」として使い、後から光回線に切り替えるという考え方もできます。
自分がどれに当てはまるか
- 引っ越しまで1か月以上ある/戸建て → 光回線を先に手配する
- 引っ越しまで2〜3週間しかない → 工事不要のホームWi-Fiを検討する
- 在宅で仕事をしている → 使えない期間が実害になるので、工事不要を保険として押さえる
- 引っ越し先が未定/短期 → 持ち運べるWiFi
- オンラインゲームや大容量の通信をする → 速度と安定性を優先して光回線。開通までのつなぎに工事不要タイプを使う手もある
申し込む前に確認したい4つのこと
- キャッシュバックの受け取り方法と時期…「開通から〇か月後に届くメールから申請」という形式が多く、申請を忘れて受け取れない人がいます。いつ・どうやって受け取るかを申込前に確認します
- オプション加入が条件になっていないか…金額の大きいキャンペーンほど、有料オプションの同時加入が条件のことがあります
- 契約期間と、途中解約したときの金額…転勤の可能性がある場合はとくに
- 今の回線の残債と違約金…前述のとおり、ここを入れないと総額が逆転します
まとめ:迷ったらこの順番
- 新居の建物がどの回線に対応しているか調べる
- 引っ越しまでの日数を数える(3週間を切っていたら工事不要も候補に)
- 移転と新規契約の総額を、残債・違約金まで含めて比べる
- 工事日を先に押さえる
- キャッシュバックの受け取り条件を確認してから申し込む
ネット回線は、引っ越しの手続きの中で唯一「間に合わない」が起きる項目です。逆に言えば、ここさえ先に動かしておけば、あとの手続きは当日〜数日で片付きます。
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